
大学病院では抜歯と言われた歯を根管治療しました
先日、ある患者さんの治療後の経過を観察しておりました。
元々、この患者さんの下の歯には非常に大きな根の先の病気があり、あまりにも大きかったため、大学病院にご紹介致しました。
その時の画像がこれです。大学病院での診断では、この歯のみならず、周りの歯も4−5本全て抜歯して、大きな病変を取り除くという診断でした。
流石に、その診断には患者さんもお困りで、どうにか出来ないかということで相談を受けました。
皆さんも、ご自身がこうなってしまっていたら、困りますよね。そして今までほとんど痛みもなく気にしていなかったのに、突然4本も5本も抜歯と言われて、納得できるでしょうか?
ということで、、、この病気の原因が歯の中にある場合は、治る可能性はあるとご説明した上で根管治療を開始致しました。
そして、今回その治療後の偶然撮影したレントゲン(メインテナンスに通院中に撮影した口腔内全体のレントゲンです)をみてみましょう。

治療前の大きな病変が根管治療により、小さくなり、動いていたと思われる根が元に戻ってきている

治療前の状態。根尖部の病変が大きくなりすぎて、根が動かされて広がっている。大学病院では病変と接している4本あるいは5本を抜歯するという判断であった。
恐ろしいことですね。
どこで、誰が治療するという判断を行うか、抜歯するという判断をするかで、
こんなに結果が異なるということなんです。
皆さんも、大学病院で4本抜歯と言われたら、ほんの少し、このケースを思い出してください。
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*監修者
東京国際歯科 六本木 院長 宮下 裕志
